7月12日 MCFAJ第6戦で燃えました

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12日オフビレで開催されたMC第6戦。スーパーエキスパートプロクラスには、IA17歳松本コウタ選手、モタードのファトリーライダー大塚忠和選手、さらに田渕選手、長田選手など元IAの面々も来てにぎやかになった。

第1ヒート、スタート後の5位から3位まであげたところまではよかったが、そのあと迂闊にも2度もエンストしてしまい順位を下げた。 「午後はもっと落ち着いて行こう・・・。」 

全日本でも順位ヒトケタに入る松本選手が速いのは当然として、カミカゼとしては2位3位の攻防に食い込み、20分プラス1周の最後までバテずに闘うためのペース配分などについて考え、そして第2ヒートもスタートは5位くらいで出た。

長田選手が、3位の大塚選手を大きく離して2位を走り、やがてカミカゼは4位に。大塚選手がどこかでミスしたらしく8位くらいまで下がり、カミカゼ3位に上がったと思ううち、前の長田選手(#121)が見えてきた。

9B1E8872長田選手とバトルweb.JPG

 

それから3周回ほどで長田選手を捉える(*写真)が、彼も食い下がり、しばらくのあいだ抜きつ抜かれつの精神戦。

 そうしているうちに大塚選手が猛烈な追い上げで、ラスト2周から我々のバトルに参加してきて、3台ダンゴから、大塚選手がじわじわパスしていく。やっぱりモタード全日本現役は速い。ラスト1周でカミカゼはようやく長田選手をパスに成功。コース脇で腕とかタオルとか振り回して応援してくれた皆さん、ありがとうございました。いやー、なんだか久々に、燃えたバトルでした。ワールドVETのための最高のシミュレーションです。

 

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表彰台に上がると司会の新津さんに「ところで伊田さんは今何歳ですか?」と聞かれ、「53歳です。16歳でMCFAJでデニューして37年たちました」。

17歳の松本コウタ君とは親子以上に離れて、大塚選手は30代後半かな? これもモトクロスの面白さだと思います。

 

 

 

 

さてそして、いよいよ夏本番ですね。

食事の栄養や良質の睡眠を考え、リカバリー効果の高い種類のプロテイン摂取などでバテない体を作りましょう。

カミカゼは毎年、夏の時期ををいかに上手に調整するか! で、秋のワールドVETへの仕上がりや体調が左右されるといっても過言ではないです。

夏に特訓だぁ!などとあまり頑張ってもバテてしまい、かといって控えめにしていては、ワールドVETで最後までチャック・サンとバトルする持久力がつかないし、そのあたりの加減が「経験に基づく」長期展望的作戦です。