7月17日、16年ぶりの全日本MX復活 初戦が終了

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2011 MFJ全日本モトクロス選手権シリーズ 第4戦東北大会 IA1クラス を走ってきました。

コース脇で大きな声援をくれた皆様、本当にありがとうございました。伊田井佐夫55歳、おかげさまで無事完走できました。「カワサキ時代からファンでした」「伊田さんが出るというので久しぶりに全日本観戦に来ました」など、東北エリアを始め遠方からもたくさんの方が応援に来てくださり、皆さんからパワーをもらって走りました。

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↑ 第2ヒートのスタート。黄色のJTウェアに赤いヘルメットがカミカゼ。 周りはなんといってもワークス始め元気一杯の若者達ですから、両ヒートともにスタートは「からまないよう慎重に!」10~12番手あたりで行きました。 

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↑ ゼッケンはMFJ指定の93番。 「なぜまた全日本へ?」とよく聞かれましたが、「毎年、アメリカのワールドVETの50歳クラスに出ていますが、自分よりも年上で全然速くてかなわないライダーがいて、かなり悔しいから、全日本IA1クラスを走ってレベルアップを図るのです。」と答えます。 そして、久しぶりの全日本独特の緊張感も、タマリマセンね!

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↑ 晴れても降っても猛暑酷暑で名高い夏の岩手藤沢。今年も例外なく暑さとの闘い。全日本MX参戦は、記憶を辿ればおそらく16年ぶり、そんな久々の復帰初戦でもあり、「30分プラス1周を、いかにタレずに最後まできちんと走るか」に集中しました。第1ヒート前のライダー紹介では、会場から大きな歓声と拍手をいただいて、とても嬉しかった。

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↑ 第1ヒートは23台中20位。ギア抜けでの1回転倒が悔やまれた。第2ヒートはミスのないよう気をつけて、22台中18位。 まぁ順位は二の次で、元気な走りを見ていただけたこと、完走できたことに心から感謝&満足しています。 この写真の後方でホンダの傘の青いシャツはTEの東福寺保雄監督。他にも今年からスズキワークスアドバイザーの渡辺明さん、モトロマン佐藤健二監督、レジェンド鈴木秀明さん(息子の正明君がIA1出場)、HRC市川哲也監督、ホンダの川島雄一郎くんなどなど、かつて一緒に闘った多くの先輩後輩から 「頑張って」 「無理するな」 「大丈夫?」「老年の星だな!」 「何かあったら何でも言ってよ」 「元気をもらいました」 といった嬉しい激励をいただきました。

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マウンテンコースでサンド質の藤沢スポーツランドは、ワールドVET会場であるグレンへレンにも少し似ていて、好きなコースのひとつ。かつて藤沢がオープンした時の、前夜祭の宴を思い出す。秀明さんに限りなくお酌をしていただいて、翌日のお披露目走行の辛かったこと。今はそれも良い思い出です。

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今回のリザルトは冒頭のMFJリンクからどうぞ。

次の全日本は第5戦、8月7日の菅生大会。 暑さに負けず、また最後まできちんと走りきりたいです。